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2018.09.27
教養の重要性、必要性
皆さん、こんにちは。
前回のブログの続きになりますが、今日のブログではなぜ僕が若い世代の人たちに『教養』を養っていってほしいと思うのかをお話させていただけたらと思います。
まず『教養』がある人と聞いて皆さんはどういう人を想像されますか。物知りである、勉強がよくできる、大学の教授といったところを考えた方もいるかもしれませんが、僕の考える『教養』がある人というのは『多角的に物事を見ることことができ、そして謙虚にいつまでも学びに貪欲で、先のことも考えれる人』だと定義しています。多角的に物事を見ようと思ったら自分が学習していって自分の考えをしっかりと持つことはもちろんのこと、独りよがりな考えに陥らないためにも様々な意見に耳を傾けることのできる姿勢が不可欠です。ですので、『教養』のある人というのは周りからの信頼を集める人ともいえるのではないのかと僕は考えています。僕の中での『教養』のある人の代表的な人物はパナソニック株式会社の創業者の松下幸之助さんです。松下さんは決して学歴があるわけではありませんが、高い『教養』の持ち主で様々なことを現在の僕たちに遺してくれました。
逆に昨今の政治をはじめとする各業界のリーダー達の言動を見ていると皆が高学歴なのですが、『教養』があるのかと言われたら僕の中では疑問符がつきます。自己顕示欲が強いのかどうも自分の力を誇示するような言動が多いと僕には感じられます。松下さんは常に次の世代のことを考えた行動をしておられました。ですので、自然と周りからの信頼が集まったのだと思います。それに引き換え現在のリーダー達からはそのような気概を感じることができないのはとても残念に僕は思います。
長くなりましたが、『教養』を持つことで価値観のの枠が拡がり、そして何よりも信頼を集めることができるのだと僕は考えています。学歴があって、お金を持つ人が常に笑顔とは限りませんが、信頼を集める人は常に笑顔の人が多いと僕は感じます。
若い世代の皆さん、どうか信頼を集めれる人間になるために『教養』を養ってください。そのために様々なことに興味、関心をもって学びに貪欲になってほしいと僕は思います。そして、得た『教養』を自分の為だけでなく、自分の周りの人達を笑顔にするために使ってください。それが次の時代につながっていくと僕は信じています。
R&R教育研究所 中村 淳志