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2018.10.11
成長とは②
皆さん、こんにちは。
今日のブログは前回に引き続き成長をテーマに僕の考えをお話しさせていただけたらと思います。
前回のブログでは自信を過信と勘違いしている人が増えていると書かせていただきました。ただ、昨今それと同じくらいに自尊心がない人も増えてきているなという印象を僕は抱いています。特に若い世代の間で自尊心がない人が多いという印象です。そこで今回は前回とは逆に自信がない人が自信をつけていくための方法についてをお話ししていきます。
自信をつけるには成功体験の積み重ねが必要である、というのはいろいろなところで言われていることで僕もその通りだと思います。ただ、成功体験を積み重ねようと思ったら必ず失敗をすることは避けて通れないのです。なぜなら成功を実感するためには自分で判断し、決断し行動する必要があり、判断を1回も間違えない人間なんて僕の知っている限り1人もいません。だから、成功体験=失敗体験といってもいいのではないかと僕は思っています。何事も初めから上手くいくことなんてありません。失敗という名の試行錯誤を積み重ねて成功という名の結果が生まれると考えると、失敗体験➡成功体験➡失敗体験➡成功体験➡・・・のサイクルをつくることが自信の養うことにつながるのではないのでしょうか。失敗というのは確かにそのときは周りの人たちに迷惑をかけたりすることになります。だから、若い世代の人はそのことを気にするのかもしれませんが、周りに迷惑をかけない人間なんてこの世に1人たりともいません。それこそ、何かあったらお互い様という気持ちでいいのだと僕は思っています。
最後になりますが、成功体験の積み重ねとは同時に失敗体験の積み重ねでもあるのです。だからこそ、失敗というものについての捉え方を今一度考えてみてもらいたいなと僕は思います。捉え方を変えると物事の見方もきっと変わってくるはずです。
R&R教育研究所 中村 淳志