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2018.11.21

1つの判断ミスがみんなを不快にする...

 皆さん、こんにちは。

このブログは主に生徒、次世代の人の成長につながればという思いで書かせていただいています。そのとき一番成長の糧になるのが失敗の体験についての話だと僕は思っていますので、今日は僕の判断ミスによってその場にいる生徒全員を不快にさせてしまったときの話をさせていただければと思います。

昨日11/20(火)のことになります。授業が終わって生徒は明日の中間試験に向けて各自が自習をしているときにある生徒2人がおしゃべりを始めました。ここで僕は軽く注意を施すだけにしました。ただ、なかなか止まりません。このときの取った僕の行動はその生徒2人に自分で気付いたほしいと思って様子を見る、簡単な諭すような注意に終始しました。この後、生徒が帰るときに『何かあるなら、はっきり言ってほしい』と言われたとき、自分のやったことがきちんと自習している生徒だけでなく、注意された生徒も不快な思いをさせてしまっていたことに気付かされました。この判断ミスの原因を考えていくと、一番はわかってくれるだろうと僕が思い込んでしまったことです。生徒の立場からすると自分なりには気を付けてやっているのです。考えてみると、自分の行動がどういうふうに思われているのかを意識し、感じて修正するなんて大人でもできる人はそんなにいない高度な要求です。こういう行動ができるようにかみ砕いて指導していくのが僕ら教師の役目にも関わらず、このときの僕の行動はその役目を放棄したといっても過言ではない行動です。今はその場にいた生徒全員に申し訳ないことをしてしまったという気持ちです。

ただ、失敗をいつまでも引きずっても前には進みません。今回の件で何が駄目で何がいいのかの線引きをきちんとしないといけないことの大切さを再確認できました。だから次のこの子達の授業では基本ルールの周知徹底と駄目な行動とそうでない行動の線引きの徹底からしていくつもりです。最後にこのブログを読んでくれた人のなかに将来教師になりたいと思っている人に対して今日のこのブログの内容が役にたてば幸いです。

R&R教育研究所 中村 淳志

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