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2019.03.29

悲観と否定

 皆さん、こんにちは。

入試関係のことでバタバタとしていたため1か月ぶりにブログを更新させていただきます。

今日は前回のブログで楽観と悲観の話をさせていただきました。今回は悲観と否定という同じようなニュアンスの言葉なのですが、その思考の中身は別物であると僕は考えています。その根拠をこれから綴っていきたいと思います。

まず悲観についてですが、これは『物事は思い通りにはいかない』と最初から疑ってかかる思考であると僕は考えています。別の言葉で言い換えると『あらゆる可能性を可能なかぎり考える』ことであるとも言えると僕は考えています。だからこそ、前回のブログでも僕は悲観的になることは決して悪いことではないと書かせていただきました。これに対して否定は『~ではない』や『~はダメ』という禁止の意味合いになると僕は考えています。このことから否定的になってしまうと禁止の連続なので、前向きに何かに取り組もうとする意欲が失われてしまいます。このことから僕は否定的な物言いや考え方はやるべきではないと考えています。特に自分自身へ否定的になってしまうと一気に自信喪失につながってしまいます。

今回このようなテーマでブログを書かせてもらったのは塾の生徒もそうですが、若い世代の人で悲観と否定を同じように捉えているような感じを受けたからです。悲観はあらゆる可能性を考えてその対策も考えるという言わば前向きな思考に対して、否定はもうダメだとあきらめてしまい行動しなくなる言わば後ろ向きの思考です。ですので、若い世代の皆さん、否定的思考はやめて、物事を悲観的に捉えてあらゆることに対応できるように日々できる限りの準備をすることに集中していってもらいたいのが僕の願いです。

R&R教育研究所 中村 淳志

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