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2019.06.08

『配慮』という言葉を考える

 皆さん、こんにちは。

最近、中間テストの関係で生徒たちに自習室を使う際に周りへきちんと『配慮』する行動をするようにと言うことが多いのですが、今日は『配慮』とはどのようなものなのかをブログを通じて皆さんと共に考えていけたらと思います。

まず僕の考える配慮というのは自分のされて嫌なことは相手に対してもしないというものでした。しかし、最近ある本を読んでいると、この自分のされて嫌なことは相手に対してもしないという考え方はある意味で自分の考え方や価値観の押し付けになっているのではないかと考えるようになりました。よくよく考えてみると、されて嫌なことというのは人によって全然違いますし、ましてや習慣や文化が異なれば、持っている常識も異なります。では、『配慮』ある行動をするためには何を基準にして考えていけばいいのだろうかと考えていくとまずは共通のルールやモラルの周知、徹底がまずは大切になってくるのではないかと僕は思います。このルールやモラルというのをきちんと守り、その中で合理的行動を心掛けるのが配慮なのではないかと最近、僕は思います。

今回、『配慮』という言葉について考えてみましたが、皆さんの考える『配慮』の定義とはどのようなものでしょうか。今まで何気なく使っていた言葉も時代に応じて捉え方には変化が生じます。これからの時代で大切なのは変化に対して柔軟に対応していくことではないかと僕は思います。

R&R教育研究所 中村 淳志

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