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2019.07.13

スマホやデジタルの功罪

 皆さま、こんにちは。

1か月ぶりのブログになります。今日のブログでは保護者の方との懇談でも話題にあがったのですが、スマホやデジタル媒体についての僕の感じたことや考えをお話させていただければと思います。

スマホが爆発的に普及したのは僕の記憶している限り、2010年の前後だと思いますが、そこからの生活は大きく変化したという印象を僕は受けています。どういう変化だったかを一言でいうと何事も手間がかからずにすぐにできるようになったというのが僕の実感です。手間がかからずにすぐに様々な事ができると言えばとても便利になったという印象になりますが、これを手間がかからずにすぐに様々な快楽が楽しめると言えば皆さんにはどのように聞こえますか。大げさに書きましたが、スマホは一歩間違えると依存症になってしまうというデータが実際に出ていますし、実際にスマホがないと生活できないというようになったらこれはもう完全に依存症です。大の大人でもこのような依存症になるケースが多発しているこの状況で若い世代の人には是非とも普段の生活にスマホのない状態を意図的に作ることを意識してほしいと思います。そしてそれくらい意識しておかないといけないくらいスマホは怖いものであるという認識を持ってほしいと僕は思っています。

また、デジタル媒体についての僕の考えですが、若いときからデジタル媒体にどっぷりとはまり込むのは危険だと考えています。その理由としてはデジタルというのは2進数の世界、つまり0か1ですべてを表そうという世界です。簡単に言ってしまうと全てを白と黒で表せるという2極思考になりがちです。しかし、世の中は白か黒かで表せることの方がむしろ少ないくらいです。

スマホもデジタル媒体もとても便利なものです。しかし、何事もプラスの面があればマイナスの面もあります。だからこそ一歩間違えたらとんでもないことを引き起こすことになるというのは頭に入れておいてほしいと願っています。

R&R教育研究所 中村 淳志

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