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2026.07.21

シリーズ 授業のひとコマ ①

  国語の授業で,「『人の集団』と聞いて,どの年代の人を思い浮かべますか?」と問いかけました。きっと「小学生や中高生。」という答えが返ってくるだろうと思っていたのですが,ある生徒が「おじいさん・おばあさんの軍団。」と言いました。

 理由を聞くと,本通りで高齢の方々の集団に出会ったとのこと。歩くのに邪魔だったので「うざい。」と言ったら,おじいさん・おばあさんたちに取り囲まれて注意されたそうです。中には泣いている方もいたと話してくれました。
 
 その話をきっかけに,「団塊の世代」という言葉を説明し,年代によって大切にしているものが違うことや,団塊の世代の人たちが「戦争が終わって平和になった時代に育ち,憲法をとても大事に思っていることなどを話しました。
 すると生徒たちは,「憲法13条が一番大事って社会の先生が言っていたよ。」「その条文はね・・・・」「憲法25条は生存権だよね。」と,社会の授業で習ったことを次々に思い出しながら,AIを使って調べつつ,どんどん発言してくれました。よく覚えているものだと感心しました。
 
 ひとしきり話した後で,「私はね,『うざい』という言葉が苦手なんよ。授業では使わないでくれる?」と伝えると,生徒たちは全員がうなずいてくれました。その姿がなんだかあたたかくて,心に残る時間になりました。