ブログ
2018.10.04
成長とは
皆さん、こんにちは。
今日のブログでは人の成長について僕の考えをお話させていただけたらと思います。
結論から申し上げますと僕は『成長=自信をつけること』だと考えています。このこと自体は他の方々も言われていることなのですが、問題はそのためのやり方です。そのやり方とは自信をつけるためにまずは褒めましょうとすることです。このことは2000年代から広まっていったと記憶していますが、その結果として自信を過信と勘違いしている人が増えてきたのではないかというのが僕の印象です。これは『とりあえず』褒めておこうという風潮が生んだ結果なのではないのかと思います。褒めることは確かに必要ですが、同時に駄目なものは駄目だとはっきりと叱ることも必要だと僕は思っています。ただ、この叱るという行為は難しい...自分の中での線引きと相手に対する思いがないと絶対にできないことです。最近の若者は...って声を聞きますが、線引きの基準を示した上で叱ると結構すんなりと受け止めてくれるなというのが僕の印象です。ですので、褒めると同時に叱ることが自信をつけさせるために必要だと僕は思います。(叱る必要がないときは無理に叱ることはしなくていいのは言うまでもありません)
R&R教育研究所 中村 淳志
2018.09.27
教養の重要性、必要性
皆さん、こんにちは。
前回のブログの続きになりますが、今日のブログではなぜ僕が若い世代の人たちに『教養』を養っていってほしいと思うのかをお話させていただけたらと思います。
まず『教養』がある人と聞いて皆さんはどういう人を想像されますか。物知りである、勉強がよくできる、大学の教授といったところを考えた方もいるかもしれませんが、僕の考える『教養』がある人というのは『多角的に物事を見ることことができ、そして謙虚にいつまでも学びに貪欲で、先のことも考えれる人』だと定義しています。多角的に物事を見ようと思ったら自分が学習していって自分の考えをしっかりと持つことはもちろんのこと、独りよがりな考えに陥らないためにも様々な意見に耳を傾けることのできる姿勢が不可欠です。ですので、『教養』のある人というのは周りからの信頼を集める人ともいえるのではないのかと僕は考えています。僕の中での『教養』のある人の代表的な人物はパナソニック株式会社の創業者の松下幸之助さんです。松下さんは決して学歴があるわけではありませんが、高い『教養』の持ち主で様々なことを現在の僕たちに遺してくれました。
逆に昨今の政治をはじめとする各業界のリーダー達の言動を見ていると皆が高学歴なのですが、『教養』があるのかと言われたら僕の中では疑問符がつきます。自己顕示欲が強いのかどうも自分の力を誇示するような言動が多いと僕には感じられます。松下さんは常に次の世代のことを考えた行動をしておられました。ですので、自然と周りからの信頼が集まったのだと思います。それに引き換え現在のリーダー達からはそのような気概を感じることができないのはとても残念に僕は思います。
長くなりましたが、『教養』を持つことで価値観のの枠が拡がり、そして何よりも信頼を集めることができるのだと僕は考えています。学歴があって、お金を持つ人が常に笑顔とは限りませんが、信頼を集める人は常に笑顔の人が多いと僕は感じます。
若い世代の皆さん、どうか信頼を集めれる人間になるために『教養』を養ってください。そのために様々なことに興味、関心をもって学びに貪欲になってほしいと僕は思います。そして、得た『教養』を自分の為だけでなく、自分の周りの人達を笑顔にするために使ってください。それが次の時代につながっていくと僕は信じています。
R&R教育研究所 中村 淳志
2018.09.20
知識、知恵、そして教養
皆さん、こんにちは。
今日のブログでは僕の考える学ぶことの意義についてをお話させていただけたらと思います。
僕は教育を受けて学んでいく1つの目的として、深い教養を身につけ自分と周りの人達の人生を豊かにしていくことと考えています。9/18(火)の中国新聞で元プロゴルファーの岡本綾子さんが次世代のゴルファーへ向けた言葉に『一般教養を身につけてほしい』とありました。この記事だけでなく様々な人達が教養の大切さを語っておられます。では、教養とはどのようにして身につけていくものなのか。それをタイトルにある3つの言葉を用いて僕の考えをお話させていただきます。
学校で学ぶ各教科の内容は基本的には『知識』であると僕は思っています。そしてこの『知識』を活用していくことから生まれた現象、定理といったものが『知恵』であると定義しています。『教養』とはこの『知識』、『知恵』を用いて創っていく自分の考え、哲学のことだと僕は思っています。『教養』を養うためには考えるという行為をしなければいけませんが、考えるという行為には『知識』『知恵』という材料が必要不可欠です。そして材料があればあるほど考えるという行為は深くすることができるのです。ですので、特に若い世代の人には『教養』を得るためには『知識』『知恵』を得ることに貪欲になってほしいと僕は願っています。
今回は『教養』の身につけ方についての考えを書いていきました。次回は『教養』をなぜ身につけないといけないと僕が思うのかを書かせていただけたらと思います。
R&R教育研究所 中村 淳志
2018.09.12
決めるということ
皆さん、こんにちは。
今日は昨日の授業中に生徒からの質問から思うことがありましたので、そのことから僕の思ったことを綴りたいと思います。
昨日の授業で期末試験が近づいてきているという話をさせてもらっていたときに生徒から『先生はどれくらいとって欲しい?』という質問を受けました。そのときは『とれるだけとってほしい。』、『100点』といって答えましたが、正直この質問には違和感を感じました。この違和感はなんだろうかと考えていくと、自分のことを人に決めてもらおうとしている姿勢に違和感を感じたんだと気づきました。これが自分から目標点を言ったならアドバイスを送れます。しかし、最初から自分のことを人に決めてもらおうというのは違うだろと僕は思います。僕は生徒、そして若い世代の人には『決める』ことができる人間になってほしいと願っています。今回の生徒の質問も生徒自身にはそんな気はなかったと思いますが、自分自身のことは自分で決めるという意識を強く持ってほしいと思います。
最後に僕の持論ですが、後悔とは『決める』ことから目を背けたから起きることだと考えています。
『決める』という行為には覚悟と責任が伴いますが、どうかこの『決める』ということから目を背けないでほしい。なぜなら、自分自身の人生を『決める』ことができるのは自分自身だけなのだから・・・
R&R教育研究所 中村 淳志
2018.09.05
自由とわがままの境目とは
皆さん、こんばんは。
自由とわがままの境目というものについて僕の考えを綴りたいと思います。
このテーマは塾で生徒に『自由とわがままって何が違うと思う?』と僕が質問したことがきっかけで、生徒が戸惑っていたので、僕なりの答えをその場で伝えようかと思ったのですが、皆さんにも考えてほしいと思いましたので、ブログで発信しようと思います。
僕の考える自由とは必ず『責任』が伴うことが条件であると定義しています。どれだけ勝手気ままな振る舞いをしている人でも『誰かのため』や『頼まれたことは最後までやり通す』といった『責任』が伴う行動であるならば、その行動は自由だと僕は思います。
逆に『責任』がない勝手な振る舞いは自由なんかではなく、わがままもしくは身勝手と僕は定義しています。
昨今の政治指導者や各スポーツ部門の協会の指導者の行動は自由なのか、それともわがままなのか...僕には彼らの言動からは『自由』を感じることができません。皆さんの考えはいかがでしょうか。
R&R教育研究所 中村 淳志
2018.08.29
どういう人間になってほしいかという願い②
今日は以前に綴らせて頂いた『1を大切にする人間になってほしい』の『1』に対する僕の思いを具体的に綴らせていただきたいと思います。
自分の最初に言った事をきちんと守る、初めの約束をきちんと守る、初めての友達を大切にする、これらはやって当たり前と思われることばかりです。しかし、仕事なんかで実績をあげたり、立場が上になっていくにつれてこれらのことを忘れていく人がいるのも事実です。社会がどれだけ進んでも、技術がどれだけ進歩しても、1番信頼できる人というのはこの段落の1番最初に書かせてもらったようなことをどんなときも必ず守り、大切にしてくれる人なんだと僕は思っています。自分のこれまでの経験を振り返って考えてみても、『信頼できる人=仕事ができる、学歴がある人』にはなりませんし、信頼できる人はやっぱりこの段落の最初に書かせてもらったことを大切にされていたなと思います。
僕のいう『1』というのは言うなれば、人と人が生活する上での大切にしなくてはならない最初の原理みたいなものをまとめて『1』と表現させていただきました。今、教育に携わる者として僕は生徒達には何よりも周りから信頼される人間になってほしいと願います。そのために、『1』を大切にすることの重要性をこれからも伝えていきたいと思います。
R&R教育研究所 中村 淳志
2018.08.20
どういう人間になってほしいかという願い
お盆休みも明けて皆様いかがでしょうか。今回のブログでは現在携わっている中学生、高校生はもちろん、もう20歳を超えた教え子を含む若い世代にどういう人間になってほしいと僕が願っているのかという想いを綴りたいと思います。
僕の願いは一言で言うならば、『1を大切にできる人間になってほしい』です。
現在、これからの社会に対応できるようにと教育界でもいろいろな改革案が進められていますが、どうも就業してからのスキルの面での改革に終始しているのではないかという印象を僕は持っています。確かに将来、就業して働くためのスキルを身につけることは大切です。しかし、働くという行為は人生の一部です。もっと1人1人が幸せになるためにはどういう事を教育を通じて次の世代に伝えていかないかと考えていったときに上の言葉に行きつきました。
次回はこの『1を大切に』とは具体的にどういう事なのかを綴らせていただきたいと思います。
R&R教育研究所 中村 淳志
2018.08.06
73年目の原爆の日を迎えて
今年は連日暑い日が続きますが、お変わりはないでしょうか。
今日8月6日は日本人、特に広島で生まれ、育った者として特別な日なので想いを綴りたいと思います。
朝、平和記念式典で松井一実市長、湯崎英彦知事がともにおっしゃられた内容がとても印象に残りました。お二人とも核兵器を持つことは本当の抑止力ではなく、核兵器の廃絶を日本から行動を通して発信していき、世界から核兵器がなくなるようにしていくことこそが抑止力になる、という内容でした。
日本は世界で唯一の核兵器による被害を受けた国です。だからこそ日本は世界のどの国よりも率先して核兵器の廃絶を訴えていく責任があるのではないかと僕は思います。だからこそ、今日のお二人がおっしゃてくれた内容はとても頼もしく思いましたし、僕も教師として核兵器廃絶の願いを次の世代に伝えていきたいと強く思いました。
R&R教育研究所 中村 淳志
2018.07.24
暑中見舞い
毎日暑い日が続きますが、お変わりありませんか。
このたびの西日本豪雨では多くの方が被災され、この熱い中、復旧に向けて多くの人がご苦労をされています。
そんな中、この地で塾を開かせていただくことができましたこと、本当にありがたいなあ、と思います。
おかげさまでだんだんと評価をいただき現在中学校1年生から高校3年生まで全学年お出でいただくようになりました。ありがとうございます。小さな塾ですが地域の方たちに愛される塾になりたいと思います。宜しくお願いいたします。
猛暑厳しい折、お体ご自愛ください。
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